Gatsbyについて
本書では、React製のフレームワークであるGatsbyに焦点を当てています。 Gatsbyで何ができるのか一言で説明すると、==「爆速なサイトを簡単に作れる」==です。 爆速であれば、画面が速く表示されるためユーザー体験が良くなりページ離脱率が下がることが期待されます。また、検索上位に表示されるかどうかといったSEOにおいても、速さは評価の指標であるとされています。言い換えるとGatsbyは「より多くの人に見てもらえる」サイトを構築するツールを提供しているのです。
Gatsbyの知名度
Gatsbyは手軽に高速なサイトが作ることができるReact製のフレームワークとして世界中から注目されています。2020年5月の時点で、GitHubのスター数44000、コントリビューター3300人、リリースの数は12000となっており、Gatsbyへの関心の高さと開発の盛り上がりがお分かりいただけるかと思います。
国内での認知は低いものの、海外では有名なサイトがGatsbyで作られているという事例も増えてきています。実際にGatsbyが使われている有名な事例としては、以下のサイトが挙げられます。